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すべり症とは

「すべり症」という呼び名は、あまり聞きなれないかもしれませんね。すべり症は、主に腰椎で発生する、慢性的な歪みのことを言い、中高年に起こりやすい疾患とされています。

すべり症は、腰椎を支えている、「筋肉、靭帯、椎間板」といった組織が、老化や生活習慣の歪みなどが原因となって柔軟性や耐久性を失っていき、腰椎が徐々に前方に滑りだして行ってしまうことで発生します。この、前方に「滑る」というところから「すべり症」と呼ばれているのです。

痛みを伴うケースも存在しますが、腰部の疾患として有名な「ぎっくり腰」と異なり、急激な痛みを負うケースは少なく、「我慢できる程度の痛み、あるいは違和感」というケースが多いです。

そのため、「ちょっと急に運動しすぎたかな?」、「最近疲れが溜まっているのだろうか?」という風に考えてしまうことが多いのが問題となっています。

「たいしたことはないだろうし、しばらくすれば元に戻るだろう」という考えを持ってしまうと、すべり症を放置してしまうことになり、発見が遅れ、その分治療も遅れてしまいます。悪いケースですと、そのまま慢性痛へと悪化してしまうケースも存在します。

ぎっくり腰と異なって本当に「気付かないレベルで」徐々に進行していく疾患ですので、注意が必要となります。

極端なケースですと、すべり症を発症してもまったく気づかずにそのまま過ごしてしまっていた、というケースもありますので、長期にわたって腰部に違和感、痛みなどを感じることがあったなら、できる限り早急に専門の医師に診てもらうことをおすすめします。

下手をするとそのまま痛みを抱えて過ごすなんてことにもなりかねませんからね。また、成長期のスポーツが原因で発症した腰椎分離症から発展するケースも存在するため、若年層での発症も考えられます。