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腰椎椎間板ヘルニアと内視鏡手術

腰椎椎間板ヘルニアの手術方法の1つに、内視鏡を使った方法があります。正式には内視鏡下椎間板摘出術(MED、MicroEndoscopic Discectomy)で、1990年代にアメリカで開発された方法です。

胃カメラよりも高性能なデバイス、と思えばイメージしやすいと思います。最も多いものは光ファイバーで患部とつながり、映像を出力するタイプです。

この手術法は比較的低侵襲の方法で、出血が少なく、入院も1週間程度と短いため、精神的な負担が少なく、安心して受けることができると言えます。

腰椎椎間板ヘルニアの患者さんにとって侵襲が少なく、傷跡が目立たないため、女性にも勧めることが出来る方法です。

また痛みも軽く、回復が早期で、感染症や呼吸器系の合併症なども少なくなります。腰椎椎間板ヘルニアでは背骨の筋肉の剥がしも最小で済み、脊柱の安定性を損なう危険性がかなり低いと言えます。

またレーザー治療よりは長くなりますが、一週間で退院できることから、早期の社会復帰の限界と考える方も多いようです。

ですがこの手法にもデメリットはあります。モニターなどを見ながらの手での操作となりますので、直接見ている患部ではなく、テレビの画面に映っている患部、というような対象になり、それをゲームをするような感じで操作しなければなりません。

つまりは高度な技術が不可欠とされ、未熟な医師に任せられるようなものではないということになります。

今では内視鏡か直視下か、というような論議を聞くことも多くなりましたが、腰椎椎間板ヘルニアの治療方法としてどちらが主流になるか、ということよりも、どちらも可能である、というほうがより望ましいと思います。

また、名医と呼ばれる医師もたくさんいらっしゃいますが、そのような医師であれば積極的にアプローチしてみたい、という方も多いようです。

腰椎椎間板ヘルニアの状態によってはこの手法では対応できないような場合もあるようですので、選択できるようにするには、できるかぎり早めに治療を開始することが必要です。