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腰椎椎間板ヘルニアの自然治癒


腰椎椎間板ヘルニアの治療としては、急に強い痛みが出た場合には、まず安静に寝ていることが第一です。寝るときは背なかと腰を少し前かかみにして、仰向けの姿勢をとるようにします。

そのためには、膝の下に枕をおくか、膝からふくらはぎにかけての足を、座布団を二枚ほど重ねた上におくとよいでしょう。

仰向けに寝て股関節と膝関節を90度に曲げて、膝から先をやや腰が浮きぎみになる程度の高さの台か椅子の上にのせるのもよい方法です。

このようにすると、筋肉の緊張をやわらげ,腰の強い反りをただし、腰には軽い牽引力がかかります。痛みが強いときには痛み止めの薬を飲みますが、胃腸障害が出やすい薬なので、食後すぐに飲むのが胃のためにもよいでしょう。

また、患者自身も、自分の症状について医師にきちんと聞かなければなりません。腰椎椎間板ヘルニアでは、ヘルニア(脱出した髄核)が自然に吸収される場合もあることがわかってきました。

椎間板から脱出したヘルニア塊を体が異物と認識して防御機構が働き、「吸収」というメカニズムが起き、これが自然吸収であることがMRIにより証明されました。

そのため、軽症の場合には対症療法を施し、みなさんが日常生活に不自由を感じない場合は通常経過を治療観察し、手術は行わず保存療法が試みられます。症例のうち、ほとんどが保存療法で治療できます。つまり、腰椎椎間板ヘルニアは自然治癒するのです。

腰椎椎間板ヘルニアで身動きができないほどの激しい痛みがあっても、妊娠中とか余病のために手術ができずに保存的治療をしているうちに、いつの間にか、けろっと治ってしまう方もいます。

また、腰椎椎間板へルニアで手術を予定して待機中に痛みがとれてきたという例があります。ヘルニアになっても「絶対に手術はいやだ」と逃げ回るうちの何人かは無事に症状が治まっています。